手塚治虫『虹のプレリュード』

虹のプレリュード 1970年代

書籍名:虹のプレリュード
シリーズ名:手塚治虫漫画全集87
著者:手塚治虫
出版社:講談社
発刊日:1977/12/20
価格:400円
頁数:222
備考:週刊少女コミック昭和50年10月5日号から10月26日号に連載。物語りは主人公ルネがワルシャワ音楽院に編入するところからはじまります。街で偶然出会ったピアノの天才ヨーゼフと、ワルシャワ一のピアニストと謳われるショパンとの恋物語を中心にストーリーは展開されてゆきます。恋に遊びに青春を謳歌する若者たちですがロシア侵攻の手が日ごとに増し、やがて過酷な運命が三人を待ち受けているといった内容です。
さて、このヨーゼフですがショパンとは対照的に荒々しく描かれてはいますが、自分にはショパンのもう一つの姿のように思えます。表面上は少女向けの悲しい恋物語ですが内容は地味というか深刻過ぎるというか、連載の関係か唐突な終わり方だったのが残念です。ティトゥスも登場。他に「カーテンは今夜も青い」「ベニスの商人」「孔雀貝」「白くじゃくの歌」収録。

虹のプレリュード(週刊少女コミック10号ふろく)
週刊少女コミック10号ふろく

※本の仕様や価格は当時のものです。最新情報は購入サイト等でご確認ください。(ショパンの本棚管理人)

こばやし
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