ショパンコンクール 本戦・雑感(2010年)

管理人コラム

kobakoshi (2010年10月22日 22:20)

ちょっとタイミングがずれましたがショパンコンクール終了しました。長いようで過ぎてみれば一瞬だったような気がします。約一ヶ月間ショパン漬けの毎日。1日に何回も同じ曲を聴き比べすることなどまずないので非常に貴重な経験ができたと思います。審査結果についてはいろいろ言われてるようですが・・ん〜たしかハラシェヴィチが1位とって叩かれたときも計算機の初採用で、今回も1次予選の結果発表が遅れたのはコンピューターが不調だったとかなんとか、次回はもっといいコンピューターを使ってみてはいかがでしょうか。結果については僕個人は異論なし。順当の一言です。

ファイナルを聴いて感じたことは、全員に言えることですが準備不足だなと思いました。緊張してたりプレッシャーがあったりしたとは思うのですが、それにしても全般完成度が低かったように思います。

そんな中で一番印象に残ったのはIngolf Wunderでした。正直あんなに感動するとは思いませんでした。中継を見た人は分かると思いますが、爽やかな笑顔でのびのびと弾いている彼は本当に輝いていたと思います。5年前、本戦に進めなかったくやしい思いや、それを支えてきたファンの気持ちを考えると泣けて泣けてしかたがありませんでした。つくづく音楽というのは音だけを聴くのではないのだなと、改めて「音楽」の意味を教えられた気がします。ショパコン演奏史に残る名演と言ってもよいのではないでしょうか。


前回のショパコンから始まったネット中継ですが、プロと素人の垣根を越えて意見交換するのはとても面白いことだと前回も書きました。今回はさらに発展して、Twitterなどを通じて出版社の編集者と日本の愛好家たちが情報交換していたのが印象的でした。
また、オフィシャルサイトで予選の映像が翌日にはアーカイブ化されて誰でも自由にダウンロードできるようになったりと、どんどん聴衆目線で改善されていってるのがすばらしいと思います。今後も世界をリードするコンクールであってほしいものです。

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