日本ショパン協会主催ショパン ピアノコンクール

管理人コラム

「2005年日本ショパン協会主催 ショパン ピアノコンクール」に行ってきました。1次、2次、本選と分かれ、課題曲の全てがショパンの曲という日本初の本格的なショパンコンクールです。審査員は次の方々。

小林仁(審査員長)、植田克美、海老彰子、岡本美智子、遠藤郁子、高橋多佳子、宮谷理香、横山幸雄

以上、ショパン協会理事及び過去のショパンコンクール入賞者といったそうそうたる面々。本選後の表彰式には田村進先生もいらしてました。今回、46名の参加者の中から2次予選に9名、本選に3名が選出され、最終日は協奏曲で締めくくるという大変充実した内容となりました。コンクールの結果は以下の通り。

1位 清塚信也 (ヘ短調)
2位 坂田朋優 (ホ短調)
3位 古川まりこ(ホ短調)

以上です。1位の清塚さんはこの中では一人、ヘ短調を弾きましたが、1番手ということでかなり緊張していた様子で、こちらも思わず手に汗を握ってしまいました。若々しく荒削りな印象でしたが最後までミスも少なく弾ききったと思います。2位の坂田さんは技術的にも申し分なく、完成度も高かったと思います。ただ、あまりにもそつが無さ過ぎて、これという決め手に欠けていた印象でした。3位の古川さんはミスも目立ち、100%の力を出し切った演奏ではなかったと思いますが、音色の持つ魅力は3人の中では一番でした。
以上、簡単な覚え書きとして忘れないうちにメモしておきます。

今回は日本で初めての本格的なショパンコンクールということで最終日だけでしたが聴きに行けてよかったと思います。是非、今後も2回3回と続くよう祈っています。

2005.3.27

関連リンク:
日本ショパン協会

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