コラム|ショパン展について

管理人コラム

2003年3月1日(土)雨:ショパン展報告

雨の中、府中まで出かけショパン展を見てきた。途中駅を降り間違えたり、いっこうにバスが来なかったり、結局タクシーに乗ったが運転手が場所を知らなかったりと色々大変だったが何とか無事到着。
府中市美術館では他にも展覧会(ドイツ表現主義展とか)をやってたので結構人がいるのに面食らいながらポスターに導かれるように奥へ、場所を見つけるとものすごい人の数(!?)。
受付でチケットはどこで買えばいいのか聞くと、「ここで買えますが、マスコミのレセプションが長引いていて・・・」とのこと。12:00からというのはそういうことだったのね。と納得しながらしばし待つ。芳名帳に目を通すと、福岡から来てる人もいて嬉しくなった。
「お待たせしました」と声が聞こえたので受付に行く。自分より先に来ていたと思われる夫婦がいたので自分は今回3番目のご入場だった。
戦場のピア○ストのシュピルマンさんのご子息もいらしておりサインをせがまれていた。自分はさっさと奥へ進む。NHKの取材やらもいてすごい混みよう。
中は狭く「ショパンの部屋」を模した展示にいろんな国籍の人がひしめいており、さながらサロンの雰囲気。ドラクロワの描いた有名なショパンとサンドの絵の復元バージョンが飾ってあったりで面白かった。
今回目玉はショパンがサンドに宛てた手紙、自筆譜及び、パリ版初版譜。広げてある楽譜には指遣いの数字が鉛筆で書かれていた。
今回の展覧会は東京、ウィーン、ニューヨークの巡回展とのこと。パリにあるパリ・ポーランド歴史文芸協会のコレクションが展示されたということで、ショパンに対するパリの果たした役割とは何かを考えさせられる大変意義のある内容だったと思う。


1999年11月に東京・代官山と大阪で開催された「ショパンポーランド・日本展」の図録です。「日本・ポーランド国交樹立80周年および国際ショパン年記念事業」と銘打たれております。
この時の展覧会は初日の朝一に乗り込んでいったら、行列など出来ておらず、道行く人も知らん顔で閑散としており、一人意気込んでいったのがバカみたいでした。やっとオープンしたかと思ったらまだ展示中だったり、図録のおまけ(CD)はまだ届いてませんとかで初日に行って損したと思いました。


1988年5月にサントリー美術館で開かれた「サントリー音楽文化展’88-ショパン」の図録です。演奏会と展覧会のコラボレーションといった斬新なアイデア。図録の内容も充実しています。


1970年3月に小田急百貨店で開催された「大ショパン展」の図録。ショパン生誕160年と第8回ショパンコンクールを記念して開催されたそうです。

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