[Passio Domini nostri Jesu Christi in D minor, Op.65]
ワルシャワ音楽院時代の恩師、ヨーゼフ・エルスナー作曲のオラトリオです。
ショパンはエルスナーについて古典和声学と対位法を習ったそうですが、卒業の時には「非凡な才能。音楽的天才」とエルスナーから評価されました。ショパンがワルシャワを離れる際、ジェラゾヴァ・ヴォラの近くにさしかかった時に、エルスナーが作ったカンタータが聞こえてきたというエピソードは有名です。
さて、このCDに収められている作品はその時のカンタータとは別物と思いますが、管弦楽伴奏つきの四部からなるオラトリオです。最後まで聴くにはかなりの根気が必要でしょう。
[Passio Domini nostri Jesu Christi]1991Polskie Nagrania Bozena Harasimowicz(soprano)Krzysztof Szmyt(tenor)Czeslaw Galka(baritone I)Bogdan Sliwa(baritone II)Piotr Nowacki(bass) conducted by Kazimierz Kord
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